Michihiro.TOWALK2002

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2018年4月21日(土)

引っ越して1年が過ぎてもまだあの引っ越し作業の大変さが抜けなくて、新しく本を買うのに躊躇してしまいます。本をいっぱいに詰めたダンボール箱数十個を5階まで運ぶという。なので電車で読む本はもっぱら本棚をながめこれにしよてな感じの1年です。

 

その本棚の中でずっと手付かずになっていたのがウンベルト・エーコ著「薔薇の名前」でおそらく94年くらいから持ってます(24年前!)。その頃一緒に住んでいた兄が買ったのだと思いますが、それ以降は僕が所有していた。ハードカバーで分厚くて持ち歩くのなかなかで、でもここは一念発起読んでみようと手にしたのが3月でほんと1ヶ月かかりました。

 

登場人物の名前が大変。文書館長補佐のベレンガーリオ・ダ・アルンデル、薬草係のザンクト・エンメラムのセヴェリーノ、古典翻訳をする修道士のヴェナンツィオ・ダ・サルヴェメック、最長老の修道士アリナルド・ダ・グロッタフェッラータなど重要なこの4人以外に読み馴染みのないカタカナ名前の登場人物が10人弱交互に出てくるので、まず名前に慣れるのに時間が掛かる。ベレンガーリオのエピソードとヴェナンツィオのエピソードがごちゃごちゃになったり、主人公のアドソはベネディクト会で、途中から主役であるフランシスコ会のバスカヴィルのウィリアムのところにミケーレ・ダ・チェゼーナとウベルティーノが来て物語は深みを帯び、普遍論争において唯物論と実存論の立場を意識して形相のあり方をベースにおいてたりすると........どうですか?もう嫌でしょ。そんな1ヶ月でした。

 

でも読み終えてみれば、やっぱりミステリー本としてベストワンと多く評論でいわれているのが本当によくわかります。

また歳をとってゆっくり時間ができたら、じっくり読み直す時もくるのかしら。

 

 

 

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